F1ハンガリーGP観戦ガイド|チケット・座席・費用を徹底解説

こんにちは。サーキットナビの運営者のソラです。

ソラ
✅本記事の著者 ソラ
  • F1海外GPを複数回現地観戦した経験あり
  • 海外旅行好きでF1をきっかけに年数回渡航
  • チケットの買い方や観戦情報を発信中

F1ハンガリーGPのチケットの買い方や座席の選び方、観戦にかかる費用について気になっていませんか。ハンガリーGPはブダペスト近郊のハンガロリンクで毎年開催されており、ヨーロッパのグランプリの中でもチケット価格と現地の物価がリーズナブルなことで知られています。コスパの良い海外F1観戦を探している方にはぴったりのレースです。

ただ、いざハンガリーGPに行こうと思うと、日本からの直行便がなかったり、通貨がユーロではなくフォリントだったり、配車アプリのUberが使えなかったりと、事前に知っておきたいことがいくつかあります。私もハンガロリンクに行ったときは、真夏の暑さに驚きましたし、谷間に囲まれたサーキットの独特な雰囲気が印象的でした。レースの後にブダペストの温泉で疲れを癒すのも最高の体験でしたよ。

この記事では、F1ハンガリーGPの開催日程やサーキットの特徴、チケットの種類と価格、購入方法、日本からのアクセスや宿泊エリア、観戦当日の過ごし方、そして費用の目安まで、初めての方でも安心して準備できるようにまとめました。

  • ハンガリーGPの開催日程と「壁のないモナコ」ハンガロリンクの魅力
  • GA自由席からプラチナまで全座席の価格一覧とおすすめ
  • チケットの購入方法・日本からのアクセス・宿泊エリアの選び方
  • ブダペスト観光のポイントと予算別の費用目安

ハンガリーGPの基本情報

まずはハンガリーGPの基本情報を押さえておきましょう。1986年に鉄のカーテンの向こう側で初開催された歴史あるレースと、「壁のないモナコ」と呼ばれるハンガロリンクの特徴を紹介します。

2026年の開催日程とタイムテーブル

F1ハンガリーグランプリは、1986年に冷戦下の東欧で初めて開催されたF1グランプリという歴史的な意義を持つレースです。共産主義体制の東側諸国でF1が行われるのは前例のないことで、西側の文化や商業主義がハンガリーに流入するきっかけとなり、その後の東欧民主化の象徴的なイベントとして語り継がれています。以来40年以上にわたって毎年開催されており、2023年にはF1との契約が2032年まで延長されました。

2026年のハンガリーGPはシーズン第13戦として、7月24日(金)〜26日(日)の3日間で開催されます。夏休み(サマーブレイク)直前のレースという位置づけで、毎年シーズン前半戦の締めくくりとして盛り上がるグランプリです。スプリントレースの開催はありません。

日程セッション現地時間(CEST)日本時間(JST)
7月24日(金)フリー走行1(FP1)13:30〜14:3020:30〜21:30
7月24日(金)フリー走行2(FP2)17:00〜18:00翌0:00〜1:00
7月25日(土)フリー走行3(FP3)12:30〜13:3019:30〜20:30
7月25日(土)公式予選(Q1〜Q3)16:00〜17:0023:00〜翌0:00
7月26日(日)決勝レース15:00〜(70周)22:00〜

日本との時差は7時間(夏時間CEST=UTC+2)です。決勝は日本時間の22時スタートなので、現地に行かなくてもリアルタイムで観やすい時間帯ですね。7月下旬のブダペストは真夏で、日中の気温が28〜30度、熱波時には38度に達することもあります。レースは70周と周回数が多く(F1の中でも最多クラス)、暑い中での長丁場になります。

ハンガロリンクの特徴と見どころ

ハンガロリンク(Hungaroring)は、ブダペスト中心部から北東約20kmのモジョロードに位置する常設サーキットです。「壁のないモナコ(Monaco without the barriers)」の異名を持ち、4.381kmの中に14のコーナーが密集した低速テクニカルコースとして知られています。

項目詳細
コース全長4.381 km
コーナー数14
決勝周回数70周(306.6 km)
収容人数約100,000人
DRSゾーン2箇所(メインストレート+ターン1後)
ラップレコード1:16.627(ハミルトン、2020年)

ハンガロリンクの最大の特徴はオーバーテイクが非常に困難なことです。メインストレートが短く、コーナーがタイトに連続しているため、追い越しのチャンスは限られます。ターン1が最大にして事実上唯一のオーバーテイクポイントで、ここでのレイトブレーキングの攻防がレースのハイライトになります。そのぶん、予選の重要性が非常に高く、ポールポジションからの優勝率が高いサーキットでもあります。

もう1つの特徴が、サーキットが谷間に位置していること。丘に囲まれた地形のおかげで、コースの大部分を高台から見渡せるのは観客にとって大きなメリットです。一方で風が通りにくく、真夏の開催と相まって体感温度がかなり上がるため、暑さ対策は必須です。

ハンガロリンクの主要コーナー

  • ターン1:メインストレートエンドの右コーナー。最大のオーバーテイクポイント。レイトブレーキングの攻防が見もの
  • ターン4(マンセルコーナー):1987年にマンセルがホイールを失った事故に由来する名称。テクニカルな右コーナー
  • ターン11(アレジコーナー):1995年のジャン・アレジの大クラッシュに由来。ダウンヒルの難しいコーナー
  • ターン14:最終コーナー。ここからメインストレートへの加速が次のラップの勝負を決める

2024年から2026年にかけて、ハンガロリンクは総額約200億円の大規模改修を実施しています。新ピットビルディング(11チーム36ガレージ対応)、10,000席の新屋根付きメイングランドスタンド、パドックと観客エリアを結ぶ2本の新トンネルなどが完成し、2026年の40周年を迎えるサーキットが大きく生まれ変わります。

ハンガリーGPは名勝負の宝庫でもあります。ルイス・ハミルトンは通算8勝を記録し、同一GP最多勝タイ記録を保持しています。2006年にはジェンソン・バトンが14番手から参戦115戦目にして初優勝を達成し、ホンダに39年ぶりの勝利をもたらしました。表彰式で流れた「君が代」は日本のF1ファンにとって忘れられない瞬間ですね。

チケットの種類と価格【2026年版】

ハンガロリンクにはGA(自由席)から屋根付きのプラチナ席まで多様な座席があります。F1カレンダーの中でも最安クラスの価格設定が魅力です。

グランドスタンドとGA自由席の価格一覧

ハンガロリンクには16以上のグランドスタンドGA(ジェネラルアドミッション/自由席)があります。2026年の大規模改修により、新しい屋根付きメイングランドスタンドが完成し、観戦環境が大幅に改善されました。

カテゴリスタンド名3日券(EUR)日本円目安特徴
プラチナHungaroring Platinum€735約118,000円屋根付き上段。ピット/表彰台が見える最高席
スタンダードHungaroring Standard€630約101,000円屋根付き下段。大型スクリーン4つ
ターン1T1€470約75,000円最大のオーバーテイクポイント
グリッドGrid 1-3€415約66,000円スターティンググリッドが見える
ポディウムPodium€400約64,000円表彰台セレモニーが間近
中価格帯Grand Prix 2 / Chicane 3-4€310〜335約50,000〜54,000円テクニカルセクション。コスパ良好
低価格帯Fan / Apex / Chicane 1-2€200〜270約32,000〜43,000円コース各所の手頃な席
GA(自由席)指定なし€160約26,000円芝生エリアから自由に観戦

※1ユーロ ≒ 約160円で換算(為替変動あり)。

GA(自由席)が3日間で€160(約26,000円)からという価格は、F1カレンダーの中でもトップクラスの安さです。モナコGP(GA設定なし、最安約12万円〜)やシンガポールGP(最安約5万円〜)と比べると、ハンガリーGPのコスパの良さがよくわかりますね。GAはターン7からフィニッシュライン間の芝生・高台エリアで、ハンガロリンクの谷間の地形を活かして多くのコーナーを見渡せます。

金曜1日券は€85(約13,600円)と非常にリーズナブル。「フリー走行だけ見てF1の雰囲気を味わいたい」という方にもおすすめです。日曜のみ券もありますが、3日間パスの約90%の価格なので、3日間パスの方が圧倒的にお得です。

ユニークな選択肢として「3 Cornerチケット」があります。これは金曜・土曜・日曜でそれぞれ異なるグランドスタンドから観戦できるコンビネーションチケットで、3つの視点からレースを楽しめます(€250〜490)。

なお、ジュニアチケット(0〜13歳)は€25〜60と大人の1/10程度の価格設定。家族連れにも優しいGPです。

2026年は多くのスタンドが完売済み

2026年4月時点で、T1、Grid、Pit Exit、Apex、Grand Prixなど多くの人気スタンドが完売しています。GA(自由席)とFan 2のみ在庫がある状態です。ハンガリーGPは毎年完売する人気GPなので、来年以降の検討者は発売直後の早期購入がおすすめです。

VIP・ホスピタリティとパドッククラブ

ハンガリーGPにも充実したVIPパッケージが用意されています。改修により新しくなったホスピタリティエリアで、ワンランク上の観戦体験が可能です。

パッケージ価格(3日間)主な内容
F1 Fan Lounge€1,850グランドスタンド裏VIPラウンジ。ケータリング、駐車場付き
Champions Club€3,915ホスピタリティ+屋根付き席+グリッドウォーク+パドックツアー
Paddock Club推定€5,000〜8,000ピットレーン上方。食事・ドリンク込み、ピットレーンウォーク

Champions Clubは€3,915(約63万円)で、屋根付き席に加えてグリッドウォーク、パドックツアー、チャンピオンシップトロフィーとの写真撮影など、一般チケットでは体験できない特別なアクティビティが含まれています。F1 Experiencesの日本語ページから購入できるのも嬉しいポイントです。

パドッククラブではピットレーン直上からのバードアイビュー、ミシュラン級の料理(ハンガリー料理を含む)、終日オープンバー、ピットレーンウォーク、F1シミュレーター体験などが楽しめます。一般的な観戦であれば、グランドスタンドの通常チケットで十分に楽しめますが、「一生に一度の特別な体験」を求める方にはおすすめです。

初心者におすすめの座席はどこ?

予算や目的に合わせたおすすめを紹介します。

最高の眺望と快適さ → Hungaroring Platinum(€735/約118,000円)

2026年の改修で新設されたサーキット唯一の屋根付き上段席です。メインストレートの中央に位置し、スタートライン、ピットレーン、フィニッシュライン、表彰台がすべて見渡せる最高のポジション。7月の厳しい日差しや突然の雨からも守られるので、快適さは抜群です。特にセクションP〜Rの10列目以上がベストと言われています。

オーバーテイクを間近で → T1(€470/約75,000円)

ハンガロリンクで最もアクションが豊富なエリアです。「壁のないモナコ」と呼ばれるほどオーバーテイクが難しいサーキットで、ターン1は事実上唯一の追い越しポイント。メインストレートから一気に飛び込むレイトブレーキングの攻防を目の前で体験できます。

コスパ重視で初めてのF1 → GA 自由席(€160/約26,000円)

F1の全GPの中でも最安クラスのGAチケットです。ハンガロリンクは谷間の地形を活かして丘の上からコースを見渡せるため、GAでも十分に楽しめます。自由に移動しながらさまざまなコーナーを観察できるのも魅力。ただし、真夏の開催で日陰がほとんどないため、暑さ対策は万全にしてください。

バランス重視 → Chicane 3(€310/約50,000円)

高い位置にあり、テクニカルセクションのターン6〜7を見渡せるスタンドです。比較的安価ながら広い視野が確保でき、コスパの良い選択肢です。

座席選びについてもっと詳しく知りたい方は、F1の座席の選び方の記事もあわせてチェックしてみてください。

チケットの買い方

ハンガリーGPのチケットは公式サイトでの購入が基本です。毎年完売する人気GPなので、発売直後の早期購入がカギになります。

公式サイトでの購入手順と早割の活用法

ハンガリーGPのチケットは、公式チケットサイトf1hungary.com)で購入するのが最も確実です。通貨はユーロ(EUR)建てで、クレジットカードで決済できます。チケットはデジタル形式(Print@Home)で、レースの10日前までにメールで届きます。

購入の流れ

  • ステップ1:f1hungary.com にアクセスし、「Tickets」セクションへ
  • ステップ2:希望のグランドスタンド(またはGA)と日程を選択
  • ステップ3:枚数を指定してカートに追加
  • ステップ4:アカウント作成(またはログイン)し、クレジットカードで決済
  • ステップ5:デジタルチケットがメールで届く。印刷して当日持参

チケットの販売は例年、前年の9月末〜10月頃にスタートします(レース開催の約10ヶ月前)。2026年のチケットは2025年9月末に早割付きで発売が開始されました。ハンガリーGPは毎年完売する人気GPなので、発売直後の購入が最もチャンスが多いです。2026年4月時点で既に多くのスタンドが完売しているという状況からも、早期購入の重要性がわかりますね。

チケットの購入方法を詳しく知りたい方は、F1チケットの買い方 完全ガイドも参考にしてみてください。

チケットが買えなかったときの選択肢

公式サイトでチケットが完売していた場合でも、まだ手段は残っています。

まず確認したいのが、Motorsport Ticketsです。Motorsport Ticketsは複数のサーキットから公認を受けているチケットリセラーで、ハンガリーGPのチケットも取り扱っています。公式とは別の在庫枠を持っていることがあるため、公式で完売していても見つかる可能性があります。GBP(英ポンド)建てでの販売で、1日券(金曜£93〜)や3日間パス(£462〜)のほか、キャンプ場や駐車場とのセットパッケージもあります。

公式完売でもチケットが見つかるかも

各サーキット公認のチケットリセラー。ハンガリーGPを含む全GPに対応。公式サイトとは別枠の在庫でチケットを取り扱っています。

Motorsport Ticketsで探す

※リンク先は英語サイトです

それでも見つからない場合は、StubHubでリセールチケットを探す方法があります。StubHubは世界最大級のチケットリセールプラットフォームで、FanProtect保証付きなので安心です。完売後でも個人出品のチケットが見つかることがあり、特にハンガリーGPのような人気GPでは貴重な選択肢になります。ただし、リセール市場のため正規価格より高くなる傾向がある点はご注意ください。

どうしても行きたいなら

世界最大級のチケットリセールサイト。FanProtect保証付きで、完売したハンガリーGPチケットも見つかることがあります。

StubHubで探す

※定価より高額になる場合があります

チケットの購入先ごとの手数料や安全性の比較については、F1チケット購入サイト比較で詳しく解説しています。

日本からのアクセス

日本からブダペストへのフライト情報と、空港からサーキットへの移動手段を紹介します。直行便はありませんが、ヨーロッパのハブ空港経由で便利にアクセスできます。

ブダペストへのフライト情報

日本からブダペストへの直行便は就航していません。ヨーロッパや中東のハブ空港で乗り継いで、ブダペスト・フェレンツ・リスト国際空港(BUD)に向かいます。

航空会社経由地合計所要時間往復費用の目安
ターキッシュエアラインズイスタンブール約15〜17時間約10〜14万円
フィンエアーヘルシンキ約14〜16時間約10〜14万円
カタール航空ドーハ約17〜19時間約10〜13万円
ルフトハンザフランクフルト約15〜18時間約12〜16万円
LOTポーランド航空ワルシャワ約15〜17時間約10〜14万円

おすすめはターキッシュエアラインズ(イスタンブール経由)です。乗り継ぎの良さに定評があり、コスパも高い航空会社です。フィンエアー(ヘルシンキ経由)も日本からヨーロッパへの最短ルートとして人気があります。ANAのマイルを使いたい方はルフトハンザ(スターアライアンス)、JALマイルならカタール航空(ワンワールド)が選択肢になりますね。

航空券は3〜6ヶ月前の早期予約がおすすめです。7月はヨーロッパの観光ハイシーズンにあたるため、直前では高額になりがちです。ブダペスト前後にウィーン(列車で約2.5時間)やプラハ(列車で約6.5時間)を組み合わせた中欧周遊旅行も魅力的ですよ。

空港からサーキットへの行き方

ブダペスト・フェレンツ・リスト国際空港はブダペスト中心部から南東約16km、ハンガロリンクはブダペスト中心部から北東約20kmに位置しています。空港からサーキットへ直接向かうのではなく、まずブダペスト市内に移動し、そこからサーキットへ向かうのが一般的です。

空港 → ブダペスト市内

空港からブダペスト市内へはバス100E(Airport Express)が最も便利です。市内の中心駅Deak Ferenc terまで約40分、2,500 HUF(約1,000円)。6〜10分間隔で運行しています。配車アプリはBoltが主流で、約25〜35分、5,000〜10,000 HUF(約2,000〜4,000円)です。

Uberはハンガリーで利用できません

日本人旅行者がよく使うUberはハンガリーでサービスを提供していません。代わりにBoltというアプリを事前にダウンロードしておきましょう。使い方はUberとほぼ同じで、カード決済に対応しています。

ブダペスト市内 → ハンガロリンク

最もおすすめは「地下鉄M2 → HEV郊外電車 → 無料シャトルバス」の公共交通ルートです。地下鉄M2線でOrs vezer tere駅まで行き、HEV H8線に乗り換えてKerepes駅で下車。そこからGP期間中に運行される無料シャトルバスでサーキットのGate 3に到着します。所要約50〜60分で、最もコスパが良く確実な方法です。

ブダペスト市内からのGP公式シャトルバスもあります。英雄広場付近から出発し、約30〜45分でサーキットに到着。料金は片道8,000 HUF(約3,200円)です。

ブダペストの交通Tips

  • Boltアプリを事前にダウンロード。Uberの代わりに使える配車アプリ
  • 交通ICカード:「Budapest Card」を購入すると公共交通が乗り放題+主要観光施設の割引付き
  • GP期間中の渋滞:サーキット周辺は大渋滞するため、公共交通の利用を強くおすすめ

宿泊ガイド

ブダペストの宿泊エリアと予約のポイントを紹介します。西欧と比べて割安なホテル価格が、ハンガリーGPの大きな魅力です。

おすすめの宿泊エリアと相場

宿泊エリアサーキットまでGP期間中の相場(1泊)特徴
ペスト地区中心部(推奨)M2+HEV+シャトルで約50〜60分20,000〜40,000円観光・飲食・交通の拠点に最適
ブダ地区やや遠い15,000〜35,000円王宮・温泉エリア。落ち着いた雰囲気
Ors vezer tere周辺HEV+シャトルで約30分10,000〜25,000円サーキットへの乗り換え駅そば

ペスト地区中心部が最もおすすめのベースキャンプです。地下鉄M2線のDeak Ferenc ter駅やAstoria駅周辺は、サーキットへのアクセスルートの起点になるだけでなく、レストラン、バル、ショッピング、観光スポットがすべて徒歩圏内に揃っています。

ブダペストの最大の魅力は、西欧の主要都市と比べてホテルの価格が40〜50%安いことです。GP期間中は通常の2〜3倍に高騰しますが、それでも中級ホテルで1泊20,000〜40,000円程度。同じヨーロッパGPのモナコ(10万円〜)やイギリス(5〜8万円〜)と比べると格段にリーズナブルです。

Airbnbのアパートメントも豊富で、キッチン付きの物件なら食費の節約にもなります。ブダペストの廃墟バー(Ruin Bar)が集まるユダヤ地区周辺は、おしゃれなカフェやレストランも多く、若い旅行者に人気のエリアです。

ホテル予約のコツ

ハンガリーGPは毎年完売する人気GPで、ブダペストのホテルもGP期間中は早期に埋まります。多くのホテルで3泊以上の最低宿泊日数が設定されることもあります。

チケットの発売開始(前年9〜10月頃)と同時にホテルも予約するのが理想的です。Booking.comやExpediaでキャンセル無料プランを仮押さえしておき、旅程が確定してから調整しましょう。M2地下鉄沿線のホテルが交通面で最も便利です。

ブダペストはウィーンから列車で約2.5時間という近さなので、GP前後にウィーンに立ち寄る中欧2都市プランも人気です。その場合は、ブダペスト側で3泊+ウィーン側で1〜2泊という構成がおすすめですよ。

観戦当日の過ごし方

サーキット内の施設やエンターテインメント、そして7月の暑さ対策について紹介します。レース後のブダペスト観光も見逃せません。

サーキット内の施設とエンターテインメント

ハンガロリンクにはGP期間中、3つのファンゾーンが設置されます。メイングランドスタンド裏のメインファンゾーン、ターン12付近のApexエリア(最大のファンゾーン)、ターン9付近のリラックスエリアです。Apexエリアではメインステージでのライブ音楽やDJイベント、ドライバー登場イベント、インタラクティブゲームなどが金〜日の9:30〜19:30に開催されます。

フードエリアではランゴシュ(ハンガリー名物の揚げパン)をはじめ、ジャイロ、ピザなどの軽食が1食約5〜10ユーロで楽しめます。無料の給水ステーションが設置されているので、空のペットボトルを持参すれば水分補給のコストを抑えられます。F1グッズショップ、モバイルバッテリーレンタルなどの便利なサービスもあります。

レースの後は、ぜひブダペスト観光を楽しんでください。ハンガリーGPの最大の醍醐味は、F1観戦とブダペストの豊かな文化体験を同時に楽しめることです。

ブダペストのおすすめ観光スポット

  • セーチェーニ温泉:ヨーロッパ最大級の温泉施設。英雄広場そば。レースの疲れを癒すのに最高
  • ルダッシュ温泉:トルコ式浴場。ルーフトップ露天風呂からドナウ川の絶景が楽しめる
  • 廃墟バー(Ruin Bar):シンプラ・ケルト(Szimpla Kert)が最も有名。廃墟をリノベーションしたユニークなバー。レース後の打ち上げに最適
  • ドナウ川ナイトクルーズ:世界遺産のブダ城、国会議事堂、鎖橋のライトアップを水上から。夏は日没が20:30頃なので21時以降のクルーズがおすすめ
  • 中央市場(ナジヴァーシャールチャルノク):お土産やハンガリー料理の食べ歩き。パプリカやフォアグラなどの名産品が揃う

持ち物・服装と暑さ対策のポイント

7月下旬のブダペストは1年で最も暑い時期です。日中の気温は28〜30度ですが、熱波が来ると32〜38度に達することもあります。特にハンガロリンクは谷間に位置して風が通りにくいため、体感温度はさらに上がります。暑さ対策は万全に準備してください。

持ち物チェックリスト

  • 必須:スマートフォン(チケット表示用)、モバイルバッテリー、日焼け止め(SPF50推奨)、帽子(つばの広いもの)、サングラス
  • 暑さ対策:空のペットボトル(給水ステーション利用)、携帯扇風機/うちわ、冷却タオル
  • あると便利:歩きやすいスニーカー(サーキット内は坂道多い)、レインジャケット/ポンチョ(突然の夕立対策)、薄手の羽織(朝晩用)
  • 現金:ハンガリー・フォリント(HUF)。5,000〜10,000 HUF程度。カードも広く使える

GA(自由席)エリアは日陰がほとんどないため、暑さ対策は特に重要です。熱中症予防のため、こまめな水分補給を心がけてください。屋根付きのHungaroring PlatinumやStandard席なら日差しの心配は不要です。

ハンガリー訪問の基本情報

  • ビザ:日本人は90日以内の観光ならビザ不要(シェンゲン協定)。パスポート残存3ヶ月以上必要
  • 通貨:ハンガリー・フォリント(HUF)。1 HUF ≒ 約0.4円。ユーロは基本的に使えない
  • クレジットカード:Visa/Mastercardが広く使える。市場や小さな店は現金のみの場合あり
  • 電圧:230V、Cタイプ(丸ピン2本。変換プラグが必要)
  • 配車アプリ:Uberは利用不可。Boltを事前にダウンロード
  • チップ:レストラン10〜15%。サービス料込みの場合は追加不要
  • 治安:比較的安全。スリに注意(地下鉄、トラム、観光地)

費用の目安

最後に、日本からハンガリーGPに行く場合の総費用をプラン別にまとめました。ヨーロッパGPの中では最高クラスのコスパです。

ハンガリーGP観戦のプラン別総費用まとめ

東京発・3泊5日を想定した、予算別の総費用をまとめます。

項目節約プランスタンダードプランゆとりプラン
航空券(往復)100,000円(乗り継ぎ便)140,000円(乗り継ぎ便)250,000円(ビジネスクラス)
チケット代(3日券)26,000円(GA)75,000円(T1)118,000円(Platinum)
宿泊費(3泊)30,000円(ホステル/バジェット)80,000円(4つ星)200,000円(5つ星)
交通費5,000円(公共交通中心)10,000円25,000円(Bolt中心)
食費・雑費(4日分)15,000円35,000円60,000円
その他(保険・SIM等)10,000円15,000円20,000円
合計約186,000円約355,000円約673,000円

節約すれば約19万円から、スタンダードで約36万円でハンガリーGP観戦が可能です。これはヨーロッパGPの中では最もリーズナブルな水準です。GA€160〜というF1最安クラスのチケット価格に加え、ブダペストの物価が西欧の40〜50%安いことが大きく貢献しています。

参考までに、ブダペストの物価感をいくつか紹介すると、ランチが約1,300〜1,800円、ディナー2人分が約6,300〜8,400円、ビール1杯が約370〜490円。日本とほぼ同じか少し安い水準で、パリやロンドンの半額以下です。コスパの良さに加えて、温泉やドナウ川夜景、廃墟バーなど、ブダペストならではの観光体験も楽しめるのがハンガリーGPの最大の魅力ですね。

F1観戦の費用について詳しく知りたい方は、F1観戦の費用まとめの記事もあわせてご覧ください。

ハンガリーGPは、ヨーロッパGPの中で最高のコスパを誇るグランプリです。F1最安クラスのGA€160〜というチケット価格、西欧の半額以下というブダペストの物価、2026年に完成する新メイングランドスタンド、「壁のないモナコ」と呼ばれるテクニカルなハンガロリンク。そしてレースの後には、温泉に浸かり、ドナウ川のライトアップに感動し、廃墟バーで乾杯する。F1観戦と異文化体験の両方を、リーズナブルに楽しめる。それがハンガリーGPの最大の魅力だと思います。この記事が、あなたのハンガリーGP観戦の第一歩になれば嬉しいです。

ハンガリーGPのチケットを探す

各サーキット公認のチケットリセラー。ハンガリーGPの全グランドスタンド+GAに対応。キャンプ場パッケージもあります。

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※定価より高額になる場合があります

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